CDレビュー, テクノ | Orbital『Blue Album』

7/18、WIRE04@横浜アリーナがラストステージとなるOrbitalの新譜が入荷。

最後にして7枚めのフルアルバムである今作は、
レコード会社の意向やスケジュールから解放された環境で
2003年をまるまる使って制作された、高濃度なオリジナリティ溢れる1枚に仕上がっている。

正直なところ、アッパー系を好む身としてはOrbitalって
好んで聴いていたわけではなかったのですが、(チル系イメージが強かった。何となく)
今回の解散・横アリラストライヴ・Newアルバムドロップという一連の流れがあり、
先月くらいから『Work 1989-2002』とか聴いてたわけです。

それを踏まえての『Blue Album』ですが。

私の中にどこかトランシーなイメージを植え付けていた「宗教」の部分。
今作だとM6の「You Lot」。イエスの再来、神についてがテーマのドラマの台詞を
フィーチャーしているそうだ。

WIRE04コンピのオーラスにもなっている「One Perfect Sunrise」は
このアルバムでもやはりトリを飾るのだが、とある映画の日の出のシーン用に
書いたものだったそうで。
(「おこぼれ」という表現から、ボツったのではないかと思われる)
でかいフェスで、明け方聴くにはもってこいの壮大なナンバー。

本人たちがインタビューで答えているが、ベッドルームや
午後のまったりしたひとときに聴くと言うよりは、
深夜3時の、クラブのチルアウトルームだったり、
明け方のハウスパーティー会場といった“寝ないで迎えた明け方”が
似合ったりするのかもしれない。
M-8のアシッドな感じが、'90年代のテクノシーンを見て来た自分としては心地いい。

(kikka303) 2004年06月23日 00:10 | カテゴリ: CDレビュー, テクノ
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