CDレビュー | 新譜拝聴:くるり、RYUKYUDISKO

くるり『Tower of Music Lover』

満を持してのベスト、である。

まずブックレットにやられてしまう。
京都市内、立命館、錦市場、鴨川…
彼らの育った場所。
初回限定のみだろうか、付録の写真はまるで「思い出のアルバム」じゃないか。
脱退したメンバーたち、デビュー前と思われるショット。
それに絡み付いてくる、スピーカーからの蒼く甘酸っぱい旋律。
夜中に聴いたらセンチメンタル過剰で泣いてしまいそうだ。
曲順はすごくずるい。そんな並べ方されたらそりゃあもう!
できればドライブに連れて行ってしまいたい。
(BGMは「ハイウェイ」で)
そういえば最近運転してないな。


RYUKYUDISKO『PEEKAN』
ホントに見たらすぐ沖縄に飛びたくなるようなステキアートワーク。
中面が面白いので買った人はあけてブックレットを開いてみて。
面白い生き物が海に。
歌なしフィーチャーなし、の2nd。
WIRE前にテンションあげとくにもってこいな1枚。
あー、今頃苗場でライヴっすね。
アナログも出るようなんでそっちも入手したいかと。

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(kikka303) 2006年07月30日 03:10 | コメント (0)

CDレビュー | 今頃入手>ZAZEN BOYS 3

やっと聴けました。只今聴いております。

なんかもう、ふかーいところに行ってしまいましたな(笑)
いや、好きです。好きだけど、濃い。

Friday NightのPV、カッケーっすね。

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(kikka303) 2006年01月29日 23:26 | コメント (0)

CDレビュー | 頼まれもしないのにレビュー

新譜ラッシュですね。6枚ほど、今週ずーっと家で聴いてます。
せっかくなんで聴いたやつのレビューなど。


“影響を受けて来たということを素直に出せばいいってことに気がついたんですよね、な2枚”

・くるり『NIKKI』
ビートルズ、The WHOなど60'sのブリティッシュロックな色合いが強い。
ここ最近のシングルがどれも良い出来だったのでアルバムにはかなり期待していたのだけど、
曲単体で考えて作ったというわりにはトータルでまとまってる印象を強く受ける。

全くそれと同じ感想を持ったのが

・スネオヘアー『カナシミ』
プロデューサー3人を迎えての4枚目。
正直、前作の『フォーク』があまり好きじゃなかったんだけど、今作はいろんなものが吹っ切れた感。
え、ネオアコ?フリッパーズ?な直球ソングまで飛び出しますがそれも御愛嬌。
UNOバンドへのプロデュース活動あり、自身のアルバムのプロデュースを逆に他者に依頼したりと
「宅録青年(「青年」と呼ぶにはちょっとあれか?)、外に出る!」な1年だったのではないかと思うが
そういった多くの人との交流がいい具合に出ているアルバムではないかと。
売れて行くと同時に何かを無くすケース、よくあるんだけど、スネさまの今作の場合、1stのヒネクレポップな感じが強く残っててほっとした。


“何度もいうよ、ステキスギ。”

・RAM RIDER『PORTABLE DISCO』
すげーいい!なんだこの感じ、久々にキタッ!
理由とかじゃなくてすごく好き。
ピコ系音楽、チープすぎても作り込み過ぎてもダメなんですよ。そこの駆け引きが非常に難しい。
そこをうまくやったのが今作かなって気がしました。
そして、あれ、参加ミュージシャンに知ってる名前がいろいろ。


“テクノ黄金期(と呼ぶには切なすぎるけど)、回帰の予感。”

・TAKKYU ISHINO『A Pack To The Future』
よくファッション業界で10年周期説とかあるんだけど、音楽業界にも似たようなのが諸説あって。
ソニーテクノキャンペーン(TECHNOMAN!!)やったのがもう10年前!早すぎ!
レインボーもあってナチュラルハイもまだテクノイベントで、エレキングもあって、
MXにはソニーテクノTVがあって。私がそれにちょっとだけお邪魔して。
これから!ってシーンで、決してユーザーは多くなかったジャンルだけど
作り上げてくパワーがものすごく感じられたあの頃。

その頃聴いた音に聞こえたのです。なんかわくわくして。

今年のエレグラの出演者の並びなんかも、2000年あたりを思い出してドキドキしたけど
そう、20世紀までが一番楽しかったなー。
そんなふうに思っている人々、そろそろ、また、でかい波、来んじゃない?
何となく、そんな予感をさせてくれる盤。


そのほか、COLDCUT、Jazztronikなどあるのですが、また後日。。

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(kikka303) 2005年12月12日 00:46 | コメント (0)

CDレビュー | テイさんと30-35

最近カテゴリの使い方ずっと間違ってたや。
今日はCDレビューです。

・TOWA TEI/Flash
ミクシ○で某ギター侍との怪しいコラボ関係が話題になりました(笑・どういう友達だったんだろう?)テイさんの新譜。
sonerのときのマイシャローナはここに繋がったんですねぇ。
カイリーの話とかはみんな別のところでお書きでしょうから、違う角度から。
アゲ過ぎもせず、チル過ぎもせず、深夜2時台に外苑前のsignとかでかかってたらいい感じな(具体的過ぎだ)アーバンラウンジテイストな盤です。今仕事中にずっとかけっぱにしているのですが、邪魔せずいい具合です。大人の仕事だねって思います。ちょっとお酒入ってたりする時だったりするとなお良し。
ATOMとのトラックも入っていますが。今年のsoner、TOWATOMで出るようですね。
今年日本はどうするんですかね。もうちょっといろいろ環境整えないと開催厳しいかな。

・CDマガジン 30-35
夜中のCM見て買ってしまった。
先日ちょうど某氏と大木兄弟(Theピーズのはるさんとトモフスキーex:カステラ)の話をしていたところだったので、なんてタイミングだろうと思って。
わたしはピーズよりカステラ派だったので即買いでした、これは。
「体力に限界はあるか」とか徹夜仕事の時、今でもたまに脳内を駆け巡りますね(笑)

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(kikka303) 2005年04月10日 04:15 | コメント (0)

CDレビュー | 気に入ったので勧めよう2

さっき書きかけだったのにブラウザが落ちて相当ショック。

100s『OZ』
かなりいいです。今年のベスト候補。(気が早い)
暗転的インストを用いた三部構成、70分に渡る大きな物語。
「バンド!オレ楽しい!」から「詰めて詰めてコンセプチュアルに練る」のほうにいったのかなぁ。
“中村一義の100s”から、「状況が裂いた部屋と別れ」、“6人組の100s”になったって事なのでしょうね。
「オズの魔法使い」を最近仕事の絡みで読み返したんだけど、あれ結構深読みしたらいくらでも出来ますね。
そのあとにこの盤を聴いたので余計に面白かった。“句読点”のリリックで綴られるパラレルワールド。
世界観と世界観の核融合です。
愛の対象が恋ではなくて(わりとそうだけど)、人類や子供なのかなーってのもちょっと思ったところ。
豪華ブックレットに載っている、幼い姉弟の姿がとても印象的です。

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(kikka303) 2005年01月14日 02:15 | コメント (0)

CDレビュー | ここ最近買ったものレビュー

YMCK『ファミリーミュージック』
「激ピコ」というフレーズがぴったりハマる、ファミコンで育った世代には涙もの、
オール8bitアレンジにロリータヴォイスがトッピング、ジャジーなメロディラインに乗って
耳にピコ♪って来ます。オススメ。

東京事変『教育』
椎名林檎のコア(核)の部分に触れた気持ちです。
どアタマの「林檎の唄」にシングル時の物憂気な空気感はもはやなく、
「バンド」というものに居場所を見つけたのだな、
そしてそれをみんなに発表したくて仕方ないのだな、などと思うが、
そんなことをいろいろ思い巡らす事こそ不毛で、とりあえず正座して聴け。

スガシカオ『TIME』
こういうのも好きなのです。
毎回アルバム作る度に苦しんでる姿しか思い出さないので、
今回は「オレって天才」ってほど曲が湧いて来て止まらなかったというインタビューを見て安心。
どうしてもどうしても捻くれて歪んで行く歌詞とか、この人じゃないと書けない域だし、もう。

HEXSTATIC『Master View』
日本盤買ったんですけど、3Dメガネがついてました。懐かしの。
明日はこれ持ってエレグラって事で。

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(kikka303) 2004年11月26日 01:58 | コメント (0)

CDレビュー | 今さらな買い物

朝っぱらブクロまで外出してたのだけど、HMVが開く前にもう家路につく時間だったので(笑)
結局地元のWAVEでCD漁ってて以下のものを購入。ほんとはYMCKも欲しかった!

・OVERROCKET/OVERROCKET
・MY GENERATION - THE VERY BEST OF THE WHO/ THE WHO
・THE VELVET UNDERGROUND & NICO/THE VELVET UNDERGROUND

下二つがホント「今さら」ですけど。テクノばっかりって事でもないのです、普段。
ここ半年くらい、年上のお友達が増えまして、ちょっと昔の曲とかに興味があるお年頃。
VELVET UNDERGROUNDは昔持ってたんだよ、確か。売ったか無くしたかで。
(ちなみに私の友人はVELVET UNDERGROUNDを文字ってHELMET UNDERGROUNDって演劇ユニットやってたりするのですが…)
で、今日か明日AmazonからP-MODELの『P-MODEL』が届くんですけど。
HEXSTATICもオリジナル・ラブも迷ってて、サンボもどうしようかな?と思ってて。

買い過ぎです。

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(kikka303) 2004年11月16日 15:38 | コメント (0)

CDレビュー, テクノ | 国産テクノ・ポップ再入門

テクノっ娘クラブを自負している私でありますが、とっかかりは1995年(高校卒業時=クラブに行けるようになった年)と遅めなため、以外と肝心なところが抜けております。生まれた時期も悪いんだよねー。ちょうど、なんて言うの?物心つく頃に歌謡曲がダメになっていくくらいの時期で。音楽業界全般にちょっと緩くなっちゃったくらいの。たぶん3つくらい上の世代だとまた違うんだろうなあ。

そこに今日買って来たのが、核P-MODEL『ビストロン』。
平沢進の一人ユニット、つまりP-MODELの核であるから“核P-MODEL”。
前述の通り詳しくないので深い部分の話はその道のプロにお任せするとして。
80年代のあのテクノポップな感じの(暗黒気味ニューウェーヴ、と言い換えようかな)リズムボックスの上にタイ風味・無国籍な旋律のボーカルがのっかると、それは不思議な世界観を醸し出す。
あえて例えるならば、「東京ガールズブラボー」に出てくるあの世界。

昔からのファンはもちろん、今年になって今急に聴いた小娘ですら「これ、スゲェ!」ってリアクションを示しますから、MP3試聴して胸ときめいちゃったら「買い」で行っちゃって下さい。
そう、MP3を用いた音楽配信分野では荒れ地開拓した大物ミュージシャンであることは記述の必要アリですね。
(参考サイト)

っていうか、自分のボキャブラリーのなさに、これで土日の取材大丈夫か?と不安になったりするんだけど(笑)
各トラックについて本人から解説があるので、それを読むとわかりやすいだろう。
http://www.s-hirasawa.com/hirasawa/phantom/

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(kikka303) 2004年10月08日 01:34 | コメント (0)

CDレビュー, ロック | 祝・CD-DA発売【奥田民生】

ということで奥田民生『LION』買って来てもらいました(外に出るのがおっくうで・笑)

ソロ10周年記念にもあたる盤ですが、一貫したゆるーい<中にも精力的に動いて来た>スタンスの総くくりと言えようか、余分なものを極力削いだ、“肩のチカラは抜いてるけどちゃんと前には進むんだぜ。”そんな民生的ロック道が堪能出来る1枚。
うーん、車に積みたい!

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(kikka303) 2004年10月06日 20:19 | コメント (0)

CDレビュー | アナログレビュー

お友達のところなのですが、エレクトロ専門のイベントをやっている
トーキョーエレクトロビートパークの面々がレコ発!ってことで、レビューなど。
(あぁ、今TOPに私の写真が・笑)

Tokyo Electro Beat Box Vol.1
(オフィシャルサイトで試聴可能)
Side A
1. Electro Beat Stepper - AE35
2. Kikk - Space Thunder X
Side B
1. Unload - Yoshihiro Hayashi
2. Galaxy in My Pocket - AYUP1KO

文字でぐだぐだ読むよりとりあえず聴け!ってことで
簡潔にまとめてみましたよ。

Side A
1. Electro Beat Stepper - AE35
完全フロア向けですね。パキっと踊りたい時にこれサイコー。
オールド・スクール好きも食えます。

Side A
2. Kikk - Space Thunder X
変態!(笑)
でもこういうの好き!
猫がニャ〜ですね。

Side B
1. Unload - Yoshihiro Hayashi
揺るぎないですね。まちがいないです。
いくつかCDもらったりDJ見たりしてるけど、鉄板ですね。
DJやってる人にオススメですよ。

Side B
2. Galaxy in My Pocket - AYUP1KO
見た目のかわいらしさとオットコ前なプレイのギャップにいつも胸キュンなのですが
このトラックもイントロ聴いてて急にドスっとくるところでまずやられます。
次に、ボーカル入るところで昇天。
本人「フロア向きじゃないかも」と言っていたけど、そんなことはないですよ。

[カテゴリ: CDレビュー]
(kikka303) 2004年09月27日 04:44 | コメント (0)

CDレビュー | まとめてレビュー

【目次】
・Zazen Boys / Zazen Boys 2
・Bjork / Medulla
・Various / Beti - Beyond The Influences
・Prodigy / Always Outnumbered, Never Outgunned

Zazen Boys / Zazen Boys 2

賛否あるだろうことは知ってるよ、その上で、ってことなんでしょ、これ。
向井がリスペクトしてる音楽を、一度食って出した。
そんな感じだろうか。
ナンバーガールの面影を追ったりするのは得策ではないと考えます。
前よりはバンドとしてまとまった感はあるけど、この先どこに向かうのかなあ?
そういう危なっかしさも要素として必要なのかな?
ただ、この腰にくるロック。いいですよ。
リリックも向井節炸裂。
っていうか、ゲストに林檎さんが!
ダメって言う人もいるけど私は大いにアリ!


Bjork / Medulla

これまた真っ二つに意見分かれるアルバムですけど。
「オーシャニア」がやっぱり一番よく出来てますよね。
アテネで歌っただけのコトあるわ。
ぶっちゃけヒューマンビートボクサーの限界ってのも見えてしまった感じ。
けどね、9.11があって、人間のチカラだけで何か出来ないかと思った、って
そのコンセプトに1票。
でも一番好きなアルバムは『Post』なんだなー。


Various / Beti - Beyond The Influences

これ、テレビでサイゲンジの「Golden Lady」だけ聴いて即買い。
けどわりとよかったですよ。
まったりしたい時にかけといてよ!
あとオシャレエリアのドライブデートにオススメでっせ。
意外と私はAOR好きってのが発覚してます、最近。


Prodigy / Always Outnumbered, Never Outgunned

あれ、Prodigyってこんなだっけ?
ってのがぶっちゃけた感想でしたが。
まあ、7年ブランクあるしねえ。
なんかちょっと落ち着いた感もあるよね。年とったから?(笑)
「GIRLS」はいいねえ。
女性ボーカル、意外といけんじゃん。って感じ。
でも、もうちょっと狂気な感じを残しといて欲しかったような。

[カテゴリ: CDレビュー]
(kikka303) 2004年09月07日 02:14 | コメント (1)

CDレビュー, テクノ | アナログ盤いろいろ。

今週まとめ買いしちゃったアナログからさくさくっと感想文です。

【目次】
・UNDERWORLD / BORN SLIPPY NUXX
・V.A / WIRE04 COMPILATION
・RYUKYUDISKO / LEQUIO EP
・ORBITAL / ONE PERFECT SUNRISE
・Donna Summer vs. Danny Howells / I feel love (2003 re-edit)
・Silvetti / Spring rain
・Silvetti / Spring rain (House remix)
・SFB feat. Metallica / Exit sandman
・Queen / We will rock you
・The Red Hot Chili Poppers / By the way (House mix)
・Franz Ferdinand / Take me out - Daft Punk mix
・Fight for your right / Fight for 〜 breaks mix
・Chester Beatty / EP4
・2 Many DJ's / As heared on radio soulwax pt. 1 (Mix CD-R)

・UNDERWORLD / BORN SLIPPY NUXX
B面のダレン・プライスMIXは回転数45にしてちょっと遅くしてかけると
ドラムン・ベースでもいける気がした。たぶん。誰か試せ。

・V.A / WIRE04 COMPILATION
レベルが若干小さめなのかしら。それともうちのプレイヤーがもうおばかなのかしら。
ALTER EGO、KABUTOがよい。KAGAMIが意外とよい。
(CDだとあまり好きだと思わなかったんだけど)

・RYUKYUDISKO / LEQUIO EP
「ROKROCK」。途中でリズム変わるところが面白い。
指笛吹きたくなる感じです(出来ないけど)
「MORE SUMMER」はフロアウケよさそうですね。使える。

・ORBITAL / ONE PERFECT SUNRISE
明け方泣かせ要員。

・Donna Summer vs. Danny Howells / I feel love (2003 re-edit)
今さら感もありつつ、ほとぼりさめた頃にきっと使うであろう。
これ片面プレスか。

・Silvetti / Spring rain
なんか針とびする。

・Silvetti / Spring rain (House remix)
これも。4th floor remixが好き

※ここで針を交換すべきではないかと気付く。

・SFB feat. Metallica / Exit sandman
これかなりいい。小箱だったらかけたい。

・Queen / We will rock you
ネタですな。

・The Red Hot Chili Poppers / By the way (House mix)
これも針とびひどい。まあ、ブートだし。MIXはかなりよく出来てるだけに針とびが。

・Franz Ferdinand / Take me out - Daft Punk mix
ダフト・パンク、ほぼいじってないよ?
B面の最後のMixも最初イイかな?と思ったがフロアでかけるにはおとなしいか。

・Fight for your right / Fight for 〜 breaks mix
これもループ箇所結構使えそう。
祝・ビースティー来日。

・Chester Beatty / EP4
80年代生まれには通用しないネタかも?
KISSネタ意外にしっくり来ます。

JEFF MILLSのは4枚組ってところで挫折、まだ聴いてないです。
いい具合のダンスクラシックスですよ。
2manyは家で仕事のお供にいい具合の、すんなり聴けるMIXだがめっちゃくちゃな選曲(笑)
花代の歌入ってた。久々にその名を聞いたよ。
元祖CUTIEキッズを自称する人々には、ピンと来る名前でしょ?

[カテゴリ: CDレビュー, テクノ]
(kikka303) 2004年07月26日 01:04 | コメント (0)

CDレビュー, 日本のポップス | たのきん全力投球

TBSでしたっけ。幼稚園の時おうちに帰るとやってた記憶です。
私はたのきんではマッチ派だったのですが、祖母はよっちゃんが好きで
今、時々歌番組であゆのバックでギターを弾いているよっちゃんには
複雑な気持ちみたいです。

ところで、「たのきん」の「た」担当トシちゃんが2年ぶりに新譜をリリース。
タイトル:「DANGAN LOVE〜弾丸愛〜」

勢いで爆笑しながらサンプル借りて来ちゃったものの、恐くて聴けてなかったのです。
で、ちょっと我慢して聴いてみました。

1.DANGAN LOVE
2.連載小説
3.DANGAN LOVE(カラオケ)
4.連載小説(カラオケ)

M1はどうやら外国の曲のカバー。ラテンです。
ん、ラテン?
郷ひろみパターンで売れるとか思ったのかしら?
でも確かに「DANGAN LOVE! MAKING LOVE!」のところは、変に耳に残るね。
往年の教師びんびん時代のテーマ曲を彷佛とさせるノリ。

M2はバラードです。
松井五郎/都志見隆コンビ。
ザ・80〜90年代のジャパニーズポップスですね。

っていうよりか、
トシちゃん自体が90年代でストップしたままなんだよね。
歌い方も音楽もそのままに。
でも、今って2004年じゃん?

トシちゃん見てると、カズの事が頭をよぎるんです、いつも。
かぶる。

あー、でも、ここまで来ちゃったら死ぬまでトシちゃんでいて欲しい!
キャラクターとして確立されちゃっている事の素晴らしさよ!
昔みたいな、ビッグマウスで輝いちゃってるトシちゃんをまた見たいなー(興味本位ですけど)。

ちなみに、トシちゃんの参考情報です。

昭和36年2月28日生まれ 山梨県出身
身長175cm/体重57kg/足のサイズ25cm/血液型B
スリーサイズ:88/72/88

あ、こんな情報、いらないッスよね。

[カテゴリ: CDレビュー, 日本のポップス]
(kikka303) 2004年07月03日 01:09 | コメント (0)

CDレビュー, テクノ | 『WIRE04 COMPILATION』

wire04_cd.gif

毎度恒例のWIREコンピが7/7(七夕!)リリース。
CCCDなのが、まあ、レコード会社がレコード会社だしねえ、というところで
痛し痒し(日本語あってるかなあ)なのだが
さすがに全員からの曲提供は無理でしたね(笑)
それやったら4枚組くらいになってしまうかしら。

Alter Egoでスタートするアルバムは、全編通して「ステージ予告編」といった感じ。
まあ、レイヴのコンピなんてのは普通そうなんでしょうが、毎年以上に
「この人のステージの音、こんななんだろうなあ」が想像つく感じのセレクトになっている。

個人的には、かなりご無沙汰なゾンビ兄さんが気になるところだったりしますが
今回のコンピからいくつかオススメを出すとしたら
・Paul Kalkbrenner
・卓球(新曲)
・Legowelt
・Bad Boy Bill(ギターリフが印象的ね)
・Kabuto(TOBYちゃん)
・Chris Liebing
・Michel De Hey(名前にノックアウト。ミシェル・デ・ヘイ。)
・Felipe
・Monika Kruse(今回も締めはRezなのか?)
・シンニシムラ(上海帰りの貴公子)
・Orbital(最後ですから!)

こんな感じかなあ。
今回のコンピは全部踊れるかっていったらそうでないことも付け加えます。
(Thomas Brinkmannとかね。)
で、アナログは買いです。

あと、ROKのアー写がすごいことに。
今日、仕事で画像差し換えるのに加工したんですけど。土曜日の新宿二丁目な感じでした…
もしくはロンドンのボディピアス屋に置いてるような
ゲイカルチャーのフリーペーパーに載ってる広告っぽい写真です。
って言い過ぎだな(笑)

そしてベロシマの「Dance The Machine」は聴いてるうちに
何故だか日出郎の顔が目に浮かんで来ます。ヴォーギングしてる日出郎って感じです。
どうしてそうなるかは、聴いて下さい(笑)

そうだ、日出郎って今、どうしているんでしょうか。
消息を御存じの方、コメントつけてくれたりすると嬉しかったりして。

[カテゴリ: CDレビュー, テクノ]
(kikka303) 2004年06月23日 00:47 | コメント (0)

CDレビュー, テクノ | Orbital『Blue Album』

7/18、WIRE04@横浜アリーナがラストステージとなるOrbitalの新譜が入荷。

最後にして7枚めのフルアルバムである今作は、
レコード会社の意向やスケジュールから解放された環境で
2003年をまるまる使って制作された、高濃度なオリジナリティ溢れる1枚に仕上がっている。

正直なところ、アッパー系を好む身としてはOrbitalって
好んで聴いていたわけではなかったのですが、(チル系イメージが強かった。何となく)
今回の解散・横アリラストライヴ・Newアルバムドロップという一連の流れがあり、
先月くらいから『Work 1989-2002』とか聴いてたわけです。

それを踏まえての『Blue Album』ですが。

私の中にどこかトランシーなイメージを植え付けていた「宗教」の部分。
今作だとM6の「You Lot」。イエスの再来、神についてがテーマのドラマの台詞を
フィーチャーしているそうだ。

WIRE04コンピのオーラスにもなっている「One Perfect Sunrise」は
このアルバムでもやはりトリを飾るのだが、とある映画の日の出のシーン用に
書いたものだったそうで。
(「おこぼれ」という表現から、ボツったのではないかと思われる)
でかいフェスで、明け方聴くにはもってこいの壮大なナンバー。

本人たちがインタビューで答えているが、ベッドルームや
午後のまったりしたひとときに聴くと言うよりは、
深夜3時の、クラブのチルアウトルームだったり、
明け方のハウスパーティー会場といった“寝ないで迎えた明け方”が
似合ったりするのかもしれない。
M-8のアシッドな感じが、'90年代のテクノシーンを見て来た自分としては心地いい。

[カテゴリ: CDレビュー, テクノ]
(kikka303) 2004年06月23日 00:10 | コメント (0)

CDレビュー, ロック | ステージドレッシング

6.23にミディから“大人計画”モノが2枚同時リリースなんです。


グループ魂『荒ぶる日本の魂たち』

間違いなく今、日本一多忙な男・宮藤官九郎率いるグループ魂のメジャー2nd。

前作もそうだけど思った以上にちゃんとロック・バンドです。
でも曲間でコントをどうしてもやってしまうのがグループ魂。
楽器を全く演奏しない、コント担当のメンバーがいるのもグループ魂。
前作で「何でもいいからロックフェスに出してくれ」と歌っていたらRSRに出れてしまうのがグループ魂。

「マンハッタン・ラブストーリー」の主題歌だった「ラブラブ・マンハッタン」の
セルフ・カバーはパンク・アレンジで収録。
これはこれで妙にしっくり来ます。

クドカン独特の「ずーっと繰り返し言ってたら面白くなっちゃった」的な言語センスと、
阿部サダヲのバリエーション豊かな声色が非常にツボをつく、
お笑いファンもロックファンも、とりあえず1回聴いて笑って頂戴、な1枚。
尚、今回のゲスト・ボーカルはクラムボンの原田郁子。
ライヴでお馴染みの「コール&レスポンス」(ネタ)も収録されてます。

※宮藤官九郎初監督映画「真夜中の弥次さん喜多さん」には向井秀徳が出演している模様。
ZAZEN BOYSが音楽を担当しているとの情報。

[カテゴリ: CDレビュー, ロック]
(kikka303) 2004年06月15日 23:36 | コメント (0)

CDレビュー, オキナワ | ベテランファンキーグルーヴ


登川誠仁 & 知名定男

発売からひと月放置してしまった。
師弟コンビによるユニット。
奥田民生が井上陽水と組んだ時の感じに似ています。
もしくは安全地帯と井上陽水。まあ、どっちも例えが陽水なんですけども。
後者の方が意味的には合ってるね。

とにかく登川誠仁のグルーヴにやられちまって下さいよ。
民謡だけど、民謡じゃないんです。
ソウルですね、ある意味。
とにかく聴けと。ジャケもヒジョーにカッコヨイのだ。

[カテゴリ: CDレビュー, オキナワ]
(kikka303) 2004年05月26日 01:30 | コメント (0)

CDレビュー, テクノ | 今月のニューフェイス


月刊プロボーラー。

電気、ホンダレディあたりが好きならば買いでいいと思います。
ポップよりなインストと、ヴォコーダーを使った歌もので構成されている12曲。
アルバムってわりと数曲「これいらない」ってトラックが出て来ちゃうもんですが
これに関しては捨て曲なしって言ってもいいかも。わりと全曲すんなり聴けます。
テクノにちょっぴりのユーモアをどうしても求めてしまう貴方に。

[カテゴリ: CDレビュー, テクノ]
(kikka303) 2004年05月26日 01:19 | コメント (0)

CDレビュー, オキナワ, テクノ | RYUKYUDISKO『LEQUIO DISK』レビュー


別のところでレビュー枠をもらったので、
ここでは少し主観的レビューということにしよう。

今年1月のSTERNEで見たエイサー姿でのライヴも記憶に新しいのだが
卓球の新設レーベル「PLATIK」の4枚めは
RYUKYUDISKOの“初音源リリース”となるミニアルバムが登場。
まず挨拶代わりのM1。
フィーチャーしてるのはりんけんバンドの上原知子だと思うんだけど、
一気に耳から脳内を
「R58を北上して行ったら米軍基地を抜けて左側に海が見えた!」
時の景色に変えてくれる。
沖縄でテクノと言うと琉球アンダーグラウンドのイメージが強いが、
外国や大和から見た「リスペクトOKINAWA」とはまた違った切り口の、
なんていうか、アイデンティティというか、地元目線な感じを受ける。
三線もパーランクーも三板も、“今そこにあるもの”としてナチュラルに消化され、
ワールドミュージックネタ枠というよりは、ガッツリ完全フロア仕様な出来上がり。
(アナログのリリースは、どうなんですかね。今後あるのでしょうか。)
M7の「kkm (rkd radio mix)」はオレンジレンジ「キリキリマイ」の
琉球ディスコミックス、と言うことなのでレンジファンも楽しめること請け合いだ。

PLATIKのレーベル・コンセプトもそうであるが、
ノンストップで繋がって行くトラックからはライヴ感が伝わってくる1枚。
もっとやっちゃってもいいんじゃないかな?という気持ちもありつつ
彼らはやはり「テクノ・バンド」なので、“ライヴの人”かなと。
アルバムをふまえてライヴを観よう、そんな感じだろうか。
海を越えて東京に来る感覚で、海を越えてヨーロッパとかに行っても
面白いリアクションをもらえるんじゃないかという気もするので
リリース後にどういう動きをマーケットがするかなというのも興味あるところ。
まずは7月。
WIRE04のデカ箱でどんなパフォーマンスを披露してくれるのか、今から楽しみだ。

>>RYUKYUDISKOオフィシャル

[カテゴリ: CDレビュー, オキナワ, テクノ]
(kikka303) 2004年04月25日 22:12 | コメント (0)

CDレビュー, テクノ | 石野卓球 TITLE#2+#3レビュー

「ショージキ、#1だけでいいや」という友人の前ふりがあって聴いてみた。
が。もしかしたらそれはジェネレーションギャップじゃないのかなあ。
2つほど私のほうが上なだけですけど。

クラブ現役組・フロア向けな上げてるトラック好きなひとには#1のウケがいいのかもしれない。
「The Rising Suns」は言う迄もなく今年のベスト3に入れて良い代物。
(しかしなぜかNHKのサッカーニュースに使われているのが気になる)

私などは'90年代初め頃のドイツ系。一番テクノ然としたあの感じを思い出した。
自分的にも一番テクノが新鮮で楽しかった時代の音。
(お仕事で聴くわけじゃないからってのあったかもしれないが)
あぁ、むしろあれか、円山町のジーカンスで卓球がMijkとイベントやった頃の音とか、
その辺を彷佛とさせるのかなあ。
「作りたくて始めたらいっぱい出来ちゃったんで全部出します」的ニュアンスの今回の連続リリース。
データ飛んじゃった事件の反動もあってか、楽しくて仕方ない初期衝動な感じも見受けられた。

昔、電気のライヴで卓球が着てた「アシッドハウス」と描かれたTシャツを
頼まれて友達に作ったことがあったけど、最近またアシッド回帰なのでしょうか。特に#3。
わかりやすく言うとTB-303のあの音。ビョーンって言うかビキビキっていうか。
私はその音が好きでハードフロアからテクノ方面に入った人間なので
懐かしさと同時に嬉しい。カムバック・マイ・青い春な感じも味わえるのだ。

#2は歌モノやエレクトロ系などフロアでガンガン踊るわけでもないというセレクト。
岡村と卓球などとも共通項がある感じ。(まあ製作時期かぶってるから)
#3は比較的裏ベストというか。玄人好みなアルバム。
DJやってる人とかははたぶんこれが一番好きなはず。
まあ、#1〜#3まで通して聴くのが一番わかりやすいのではないだろうか。

全部聴いて思うことは4.28のアナログは買いであると。
#2収録の「The Rising Suns(Discotheque)」が一番好きですね。

※石野卓球様、クアトロでクラブマニアのTシャツをお買い上げになったコトがあるという噂は
本当なのでしょうか。だとしたらかなり嬉しい。むしろどんどん差し上げます。

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(kikka303) 2004年04月17日 22:27 | コメント (0)

CDレビュー, ロック | カーネーション新譜レビュー

EDO RIVERがもう10年前ですか。
デビュー20周年を記念したミニアルバム「ANGEL」が5/12に出るカーネーションですが。
(4/7に出る予定が仕様変更で1ヶ月延びてしまったとのこと。CD-EXTRAの件だろうか)

オフィシャルには「シングル」と記されているものの7曲入り。
「ミニ・アルバム」でよいだろう。
“大プッシュナンバー”と1曲めのタイトル・トラック「ANGEL」に書かれているが
聴いてなるほど!な、10年周期で降って来た、カーネーション・心に刻むべき1曲。
個人的には5曲目の「ANGEL[HOME DEMO]」の、緩さがいいですね。

3曲めに収録されている、デビュー曲「夜の煙突」の豪華版。
スカパラの面々が参加しています。で、ドラムが二人?(鈴木さえ子/鈴木祥子)
4曲め「シケイロスのように」(初台DOORSライヴ・テイク)には
ヒックスヴィルが参加してます。

なんか、年齢的にど真ん中なゲスト陣。
'90年代に多感な時期を過ごした身としては大変に心地よいですな。

っていうか、カッティングエッヂからリリースされてたのは全く知りませんでしたよ。
あー、だからスカパラか。

[カテゴリ: CDレビュー, ロック]
(kikka303) 2004年04月12日 23:32 | コメント (1)

本日のBGM, CDレビュー, テクノ | 試聴中


TAKKYU ISHINO『TITLE#1 』
かなーりイイ!
NOVA MUTEとか好きな人はストライクかな。
久々に踊れるトラック引っさげて帰って来た感じです。
「The Rising Suns」はホント、マジ、

蝦夷で聴きたいねー。

メタモでもフジでもいいけど、屋外。原っぱで。
久々に好きな卓球だったのです。
これ買い、ってことで皆様、ひとつよろしく。

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(kikka303) 2004年03月15日 00:40 | コメント (0)